しっとり手入れを!
車の手入れっていうと、一番に洗車ってなるけど、それは、殆どが美観からくるもの。要するに、見栄のため!
その部分は、またの話として、TryR2的しっとり手入れとは?

バイクのカウルの奥とか車のエンジンルームとかは、汚れていて当り前?
別に汚れていても普通に乗れるし、すぐにどうこうなるわけでもないけど‥‥‥
だけど、何となく、自分の知らない部分があるって感じがしてるでしょ?
もしかしたら、化け物が棲んでいるかもよ〜
それは冗談として、その感じってのを言い換えれば、メカとの距離ってこと。

メカに関心をもって、メンテナンスをDIYなり、プロにまかせるなり、とにかく精度をあげていこうとするなら
しっとり手入れをやってね〜!
水洗いってんじゃなくて、埃や汚れを優しくなで取るような感じで。
ゴシゴシやると、パキパキ割れる物も中にはあるから、一つ一つのパーツをしっかりと見ながら、CRCとシリコンスプレーでしっとり。
金属系はCRC、ラバー、樹脂系はシリコンで良いと思う。
これなら、どこにかけたから害が出るって事もないし。
まあ、各種ベルトの摩擦面、足回りならブレーキ、タイヤの摩擦面以外。
それと、エンジン本体や排気系など温度が高くなるところに沢山かけると煙がモクモク出るから程ほどに〜
万一、火でも付いたら笑ってられないからね!

くれぐれも、しっかりと目でパーツや部位を確認してから手入れするって順番を間違わないように〜
これは、手入れの原点は感じる事、そして観察する事だからね!
もちろん、見えないところに手を突っ込んでたらケガもするし。
そんな手入れ中に、アースポイントとかを見つけたら、ちょっと緩めてCRCして締め直しとかもいいでしょ!

298円のCRCと198円のシリコンスプレーで充分。
あとは、古いTシャツ1枚あれば。
スプレーグリスも用意すれば、同時にワイヤーやリンク、ボンネットキャッチ等にプシューって具合に。
初めてなら半日は楽しめるかもよ〜
写真は、手入れをし始めたところ。くっきりと違いがわかるでしょ!
手入れ後の写真を追加しておきます。
これで作業時間は、2時間ほどかな?
こうやってベースを作っておくと、後々の点検手入れがし易い感じでしょ?
ともかく、一度ボンネットを開けてみてね!

点検手入れの第一歩は、見ること感じることです。
「これじゃ、いけない!!」って感じてくれれば嬉しいけど‥‥‥
たとえそれが、「汚い〜!」でもいいし、「何が何かわからない?」でもいい。
今じゃ、キーを使わずに乗リ込める程のお便利グルマが、実は、機械だって。
誰がするかは別にして、たまには手入れもいるだろうな?って感じてもらう作戦!

インテリアは、フルカバーで、外観も隙間なし!当然、ネジなんて探さないと見つからない。
排ガスや燃費で、いくらエコカーって言ったって、トータルではそうじゃない!
過剰なデザインに、馬鹿げた便利装備品が満載で、しかも〜〜使う側が
贅沢な車を乗りっ放して、調子が悪くなったから代替ってのでは、ちっともエコロジーじゃないからね〜!!
Copyright  DIYヘルパー  All rights reserved




手入れは観察が大事!
写真は、ドライブシャフトのブーツ交換中のスナップです。
インナージョイント(デフ側)のブーツが破損しグリスが飛び散ってなくなっていました。
状況からみて、相当な期間を経過している(それでも2年以内のはず?)ようで、ブーツだけ交換でOKでは済みません。しっかりと洗浄してボールやキャリアの状態を点検し、偏磨耗や固着などがあればシャフトA’ssy交換の必要があります。
まあ、こんな話は、車検であれば良くある話で、ちっとも珍しくないかもしれません。
ただ単に、ブーツ交換って事であれば‥‥‥

で、お話したい事は、その周辺、つまり枝葉の部分!
それは、ブーツの破れをクルマの下に潜る以前に予想していた事。
どうして、潜って見なくても予想出来たか?
車によっては、走行中の振動とかで、何と無く足回りにアンバランスがあるのはわかりますよね?
でも、その段階では、タイヤ、ホイール関連のアンバランスを1番に疑ってドライブシャフトまでは、推測しないかも?
(フロントなら‥‥リアなら‥‥っていう部分は省略)
それと、重量車や高級車でN.V.H.(ノイズバイブレーションハーシュネス)対策がしっかりしていると、わかりにくい場合もあります。
今回は、そうではなくて、タイヤを外した時にわかりました。
その証拠が、ハブ中心にあるドライブシャフト先端のロックナット部分です。特に、ワッシャが真っ赤!
シャフトのスプライン部も錆びています。その為、周辺も真っ赤な錆状態で、ちょうど線路脇みたい〜
単にその物が腐食した場合とは、明らかに違うでしょ?
こういった場合は、その部分の磨耗によって生じた鉄粉が付着し、それが錆びているという見立てです。
磨耗部分は、むしろ光っているぐらいのはずです。
身近なところでは、ドア開閉部のチェッカーとかボンネットキャッチとかで見れますよ〜もちろん、線路でも!

それで、ドライブシャフトがブーツ破れで振動を起し、ハブとの接点であるスプラインやワッシャの磨耗を生じたと。
案の定、割りピンが抜けてもないのに、ロックナットは、スパナで緩むほどに締め付けトルクが落ちていました!本来は、20〜30Kg・m以上で締まっている部分。
それだけ分、ワッシャの厚味が減ったという事ですよ!
以上のようなことから、破れてすぐではないなとも思ったわけです。
(ハブの構造によっては、ロックナットの締付けが弱くて正解のも有るから、ハブ全てに共通の話ではありません)
こんな場合は、左右で比較したら、もっとわかり易いと思うので、そんな事も普段の観察時には留意しましょうね!
Copyright  DIYヘルパー  All rights reserved




TryR2的ユーザー車検?
ユーザー車検っていえば、何もせずに検査に持ち込むように思われるけど、TryR2はそうじゃない!
田んぼでどろだらけのトラックも写真のとおりって具合。
もちろん、色んな考え方があるから全部がこうではないけど‥‥‥
ただ、大切に永く使いたいって場合ならこうなるってわけ。
手抜きや予算などは異次元の話!?
必要な点検や手入れ作業を納得いくまでやるだけだから。
その結果が、新車以上にクオリティーアップする事もあるけど。
やったらやっただけ満足もするし、愛着も湧く。
しかも、現実に車の程度はどんどん良くなってくるし〜
だから、前回より今回、今回より次回と手入れはし易くなって、その分、余力を重整備にまわせるようになる。
重整備といっても、もちろん予防的な事であるから、順番にリフレッシュされるし、普段の故障も皆無って感じ。
ちなみに、写真の分は、手入れの上に、足回りフレーム防錆塗装と排気関連耐熱塗装を実施。
ラインのピットに入るや、「この車は、何も見るとこ無さそうやな〜」って聞こえてきた。
これは、正直気持ちがいい〜!やったかいあるでしょ!?
検査官に「車検通ったからって、今、OKやってだけやから!」なんて嫌味っぽく言われたくないし。
でも、プロにまかせてもそれに近い程度のもあるから、金で買うような意識じゃダメだね!
どこがどうで、どんな手入れをしたから費用がいくらいくらって感心を持たないと〜
車検が近付いている方、まずは検査証入れを取り出して、今までの記録を確認しましょう!
今回は、走行距離がいくら伸びて、こんな事をしそうだな?って感じで予習かな?
そこからが、今回の車検の商談がスタートってわけです。
それが、車検のTryR2の第一歩かな?
Copyright  DIYヘルパー  All rights reserved




オイルフィラーキャップを開けてみると
<オイルフィラーキャップを開けてみると>
エンジンオイルの交換というと、人によって意識の差がとても大きいものです。
誰もが消耗品と知ってはいると思うんだけど〜?
同じ消耗品でもタイヤの場合は、溝が無くなるとかひび割れが生じるとかの劣化が目につき易い。
ところが、エンジンオイルの場合は運転で乗り降りという事では、決して目に触れません!
その為、劣化という意識とか交換といった判断は、人それぞれになってしまうのでしょう。
常々、まめに交換している人は、以前に痛い目に有ったとか身近な人やサービスマンが熱心であるとか。
もし、自分で愛車手帳を読み、○○○○Km毎に交換と習慣化された人は素晴らしいの一言です。
でも、そういったケースは、自分が知りうる限りでは少数派〜!
調子良いから、余り走らないから、そんなに飛ばさないから、車検毎に交換してるから‥‥‥
そういった自己流の考えのもと、普段、乗りっぱなしでやり過ごされている。
エンジンオイルは、人間の血液のように重要なものだけど交換するしか若返りの方法はないのです!
とにかく、愛車手帳(取扱説明書)を見て、各車指定の交換時期を守って欲しい!!
写真は、エンジンオイルの注入口を開けたところ。(エンジン運転中は、開けないで下さい!)
ここで、エンジンオイルの状態やエンジン内部の様子に簡単に触れることが出来ます。
他にオイルレベルゲージでも油量確認と同時に状態もわかります。
自分でオイル交換されている人なら、どちらもお馴染みの物。
でも、そうじゃない人にこそ、一度、キャップを開けて見てはどうですか〜?という話。
最初に確認しておきますが、この写真の状態は、良くない見本です!
エンジン内部が、薄茶色くベットリとコーティングされたように汚れています。
さらに、キャップ裏の凹みにはヘドロのようなスラッジまで溜まっています。
写真は無いですが、オイルレベルゲージも先から手元まで同様に汚れています。
これは、明らかに、現状の交換サイクル(間隔)が長過ぎるという証拠です。
中でも、スラッジが溜まっているという事では、要注意を通り越して重症です!
エンジンの隅々で同様の事が生じていると考えられ、機械の作動や潤滑に支障が生じる恐れが!
突発のトラブルが、いつ発生しても不思議ではない状態だと‥‥‥
それは、血管内の過剰なコレステロール糖、血栓と同様と考えられませんか?(専門外ですが)
適切に交換を繰り返しておれば、この様な汚れのこびり付きはありません。
仮に、その時の汚れた油膜が覆ってはいても、指先でチョイと拭けば綺麗な地金が現れるから。
少なくとも、その段階で交換していけば、こびり付きやスラッジの堆積は生じません。
もし、写真のような状態で、最近に交換した記憶が無いなら速やかに交換〜!!
そして、定期的に交換しているのに〜って場合なら、今後はそのサイクルをもっと短く変更して下さい。
さらに、定期的に交換もし、サイクルも長くないって場合なら、今後はさらにグレードの高いオイルを使って下さい。
最後に、開けたキャップは、ゴムパッキンの状態に注意ししっかりと確実に締めましょうね〜♪
Copyright  DIYヘルパー  All rights reserved