エンジンルームは、汚くても良い?
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エンジンが、どこにあるかわからない?」と言ったワンボックスカーのオーナーがいたが、それは論外として‥‥‥
否、でも、FFかFRの区別すら知らずに、ハンドルを握っているオーナーもいるのかもしれない。
そんな現実は、車の性能や品質が良くなったから生まれたわけで、TryR2にとっては逆風だ!
多少は、裕福になった現代とはいえ、その風に乗って辿り着くのは、商売ベースのカーライフに蝕まれる家計(悲)。

昔のクルマは、折に触れ語りかけてきた〜というか、問答無用でコミュニケートしてくる。
もちろん、昔は、クルマを所有する事自体が、そもそも家計などの次元を超越していたけど。
正直、嫁よりクルマを選んだ奴も身近にゴロゴロ‥‥‥
だから、必ずしも昔が良かったわけではないが、クルマを維持する事について、生活の実感があった。
具体的に言うなら、物を大切に使うといった〜そう、手間を掛けて大事に使用する習慣が当然生まれた。
綺麗に飾る文化はなかった代わりに、手洗いワックス掛けは当り前、カーカバーさえ面倒でも皆がしていたから〜
エンジンルームの隅には、軍手と雑巾が置いてあったり、トランクには、針金やらボロ毛布まで。
鉄板も塗装もエンジンも‥‥‥クルマがボロかったと言われれば、それまで。
でも、それが、ドライバーの必然だけのものだったか、愛情だったか?

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