5)普段の手入れで維持費を安くしたい 1/3

とにかく手入れが好きだ〜って方、いるよね〜
どこかしら汚れた部分はないか、悪い部分はないかって毎日のように。
もし、それが的を得た手入れであれば、毎日が定期点検状態なわけです。
そうなると当然の事として、変化や劣化の具合は誰よりも詳しく、時々刻々とまで把握出来るわけです。
すると、そろそろ替え時だから、その際にどうせならカスタマイズしようか?なんて。
そんな風に、無駄の無い中で個性化や性能アップを楽しめるはず。
もちろん、元の状態でも充分に使用しているわけだから、その後の変化も良くわかる。
手入れの効果をしっかりと実感出来るに違い有りません。

ところが、バイクやクルマには、車検制度って滑り止めみたいな制度がある。
家にはないんですよ〜!地震で凶器に変わるかもしれないけど、死ぬのはあんただけって決めてるのかな〜?
余談はさておき、この制度がどう噛み合ってくるかって点がポイントです。
滑り止めみたいなって書いた意味は、ユーザーは、運行前(仕業)点検程度しかしないという素人前提の制度だからです。
その流れの延長線で、整備業界は仕事のチャンスとしているし、販売業はそのコスト負担をきっかけに代替チャンスとしている。
要するに、ユーザーは、車の状態の如何に関わらず、制度に基ずく2段仕掛けの商売の罠に狙われるわけです。


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