激安タイヤ&ホイールという選択!


タイヤは命を乗せている〜! 昔、コマーシャルで流行ったのか、もう忘れてしまったが、誰もがその重要性を認識している…ハズ。
ところが、世の中は、一概にそうでもないらしく、タイヤが、まるでティッシュペーパーの特売品のように扱われているケースがある。

タイヤといえば、どんな高級車や高性能車であろうが、唯一、路面と接している、最初で最後的な決定的機能部品と言える。
その為、その性能の良し悪しは、走行安定性や燃費に限らず、振動や騒音も含めた乗り心地に至り、車そのものの評価に直結する。
最重要保安部品がブレーキであったとしても、ツルツルタイヤで急ブレーキが効く〜? 正に、タイヤの価値は、そこに集約される。
間違ってはいけない事に、タイヤ自体の耐久性やデザイン性等の観点もあるが、それらは、根本的な上記の性能が確保された上での話という事。
そこで、消耗時に、少し背伸びをしてでも、グレードの高いタイヤに交換すれば、全ての性能が確実にアップするのだ!
ところが、それを逆な方向にチェンジしたなら〜〜 (^_^;)

以前から、タイヤの交換は、4年または4万キロ辺りを目安として、タイヤの溝深さやサイドウォールの劣化の程度により、最終判断している。
そして、当然の如く、BS、DL等のブランドの中から、標準的シリーズを選択し、過不足無い性能を当たり前のように手に入れていたのだが……
最近では、輸入タイヤの影響もあってか、売れ筋サイズの価格ダウンが、かなり進んでいるだろうと予想はしていた。
しかし、しかしだ!
概ね、4本の交換予算として、5万円で少しおつりが有れば〜といったイメージで考え、ポロッと財務大臣の前で言ったのが運のつき〜!!
そんな事を忘れた頃に、「これでええのと違うん!?」って、通達が下りてきたのだ。
その通達を見ると、それは、タイヤ量販店のチラシの束〜!
しかも、一番上に有るのは、見事に適応車種を射止めた、しかも、日替わり特価の数量限定品〜!!
なるほど、4本4万円でお釣りが有る…… えっ! ア…、ア、アルミホイール付き〜〜 (@_@;)
「命が落ちてもいいんか〜!!(>_<)」
いかんせん、TryR2(トライアールツー)においては、財務大臣との良好な関係の維持は、リアルに重要なテーマ (^_^;)

結果的には、名のある量販店という事もあり、「もし、売り切れてなかったら…」という、僅かばかりの条件と共に、受け入れざるを得なかった。
ところが、そんな日に限って天気が悪く、平日と相まって、店の駐車場はガラ〜ン!
まぁ、ホイール付きという事は、考えてみればスペアタイヤを4本買うような物。
酷けりゃ、元のタイヤ&ホイールに戻せば良いし、そこまででなければ、タイヤを早目にBS、DL等に交換する事も出来る。
とにもかくにも、量販店の良識、否、常識ぐらいはあるだろう? との信頼感だけが頼りってわけだ。
案の定、目当ての限定品は残っており、こちらの疑念に満ちた問いかけの中、別段、他の商品を薦めるわけでもない。
総じて冷静、ごく普通に、一つの商品として当たり前に扱っている。
そうなると、逆におかしく見えるのが、こちらの対応だ!
「店員さん、このティッシュ、なんでこんなに安いの?ティッシュは、鼻水を載せるんだから…」
こんな質問をする客が、どこに居ましょうかって!

ついには、ごく当たり前にホイールのオフセットとPCDを確認し、「海外製です…タイヤはハンコックの……普通に大丈夫です。」の説明も早々に〜
「あっそう。まあ、試してみるわ〜♪ 最近は、何もかもが近場の海外製やもんな〜!」
とにかく、特にアウトレット的な成り立ちと言うわけでもなく、今の世の中、そういった価格で提供できるグレードの商品が有るという事実。
そりゃあ、車両メーカーのライン装着品も激安価格である事は、百も承知なわけだが、一量販店に、そこまでの購買力が有るはずも無く……
恐るべし、近場の海外製品……そして、量販店が当たり前に扱える品質や如何に?! もちろん、薄利商売には違いないので、感謝 !(^^)!

さて、組み上がったとの連絡を受け、ピットを訪ねると目新しいタイヤが4本積まれている。
近づくと、大人しいトレッドパターンが、知性を感じさせるほどでもあり、これは、まんざらでもない?
さらに近づき、デザインはおまかせのホイールもオーソドックスで当たり障りのない、良いデザインやないか〜 …?!!
この?は、ホイールの顔を見た直後に、スポークの隙間から、妙なギザギザ模様が見えた瞬間の様子で、次の!!は〜
それが、膨大な量のバランスウェイトの姿である事がわかった様子〜 (>_<)

「う〜ん、……と、ありがとう!もらって帰るわ〜♪」
オフザカーでバランス調整をされていれば、物販で買って帰る者として、文句等、有るはずがありません!
ただ、組み付けやバランス調整作業について、聞きたい事は山ほど浮かんできたが……
受付時のベテラン風担当者も見当たらず、閉店間際で一人、片づけをしている眼前のメカが実施したとも限らないわけで……
まぁ、一度は任せた上で、後になってあら探し的追究では、まるで、後出しジャンケンになってしまう。
ましてや、装着もしない内に答えを決めつけてしまうのは、リアルに探究すべきTryR2(トライアールツー)にとって、最も避けなければならない事!
貴重な体験談、すなわち、リアルな事例こそ価値が有るのだ〜! (T_T)
とは言え、軽トラックに積み込みながら、常識的なレベル(経験上)の組み上がりが、4本中に1本しかない事実は、リアルにこたえた〜 (/_;)
従来の感覚から言えば、せめて、個体差が有れど組合せた結果、ウエイト自体は3〜40gに収まって欲しい。(13〜4インチの話)

そんなこんなで、貴重な体験談が現在進行形〜!(^^)
唯一有った、常識的見た目のタイヤ&ホイールを右前に装着し、他は、残念ながら似たり寄ったりで、左前は、ガクンと見た目が落ちる。
この見た目と言うのは、文中からわかるように、バランスウェイトが貼り付けられている様子の事で、タイヤやホイール自体の見た目ではないので。
さて、好奇心いっぱいで走行してみると、4〜50km/h程度の低速では、トレッド部のしなやかさも伝わり、さすがは新品タイヤ!
走行ノイズや、乗り心地、ハンドル操作感等、ごく普通と言えるもので、次なる関心は、中高速走行時の状態。
これは、推して知るべし!?
昭和のメンテナンスを思い出したと言うか、タイムスリップさせられたと言うか……
タイヤのユニフォミティー(均一性)の各要素(各バランスや真円度、RFV・LFV等)を再認識させてもらえた〜
要するに、6〜70km/h程度は許容範囲内、しかし、80km/h超では、明らかに細かなハンドルシミー(細かな揺れ、振動)が生じてくる。
元々のステアリングフィールが、遊び感の少ない落ち着いた、一言で表せばしっとりしたフィーリングなだけに、ガックリ!
不具合と言えるレベルでは無いが、それ以上の車速、ましてや、フロア振動が云々等、調べる気にもなれず、おかげで、はた目には安全運転?
まぁ、想定内といえば想定内、見た目は正直と言うか、(バランスを)合わせば良いって言うものでも無いと言うか……
無理やり押さえつけられた…否、表現が不適切!もとえ、とりあえず範囲内に収められたゴムの動きが、手に取るようにわかる。
このフィーリングをわかり易く、かつ大袈裟に表現すれば〜?

例えば、2匹の犬を散歩させている時に、斜めに右へ右へと引こうとする犬と左に左に引こうとする犬が居たとする。
結果的には、その合力である前方へ引かれて行くわけだが、引かれている飼い主は、そうはすんなりとついていけるもんじゃない〜
前進しているとはいえ、常に右と左に引っ張られて、体は引き裂かれそうな無駄な負担と小刻みな揺れに見舞われる。
付加物でバランスを取るというのは、所詮はそういったもの!
1匹の犬で、シンプルに前進してくれている方が、良いに決まっているのだ〜!!

恐らく、左前のタイヤが…、あと一本、右前のレベルの組合せが有ったなら……評価は、ずっと違ったものになったかもしれない?
しかしながら、あくまでも、この事例が事実であって、お互いに極普通に取引をし、極普通に対応がなされた結果での話である事。
もし、自分がメカニックであったなら、その作業経過の状況に応じて、何らかのフォローを入れるかもしれないが、そういった事も一切なく……
(例えば、「タイヤ、ホイールの精度には、バラツキが有るものです。その為、ウエイトの多少という結果が生じていますが、各々、完全に重量バランスは取っていますのでご安心下さい。ただ、実車に取付けて、(中略)、不具合を感じた際には、オンザカーでの再調整等の方法も有りますので、ご相談ください。」だとか…)
それ故、量販店としては、普段見慣れた、或いは、作業の範囲内にある、極標準的な品質が提供されていると判断するのが、適当だろうという事。
ここで、断っておくが、これは、一般の方で感じる事が出来るか否か、他の車といった異なる条件下でどうかは、不明な話。
また、費用対効果という観点で、人それぞれの評価があるだろうが、少なくとも、メカに詳しい人の場合は、良い品質とは思わないだろう。
結果的に、タイヤ&ホイール交換後は、ほぼ80km/h以下という、大変、安全且つエコな運転をさせてもらっている。これも一理あり!(^^)
ゆえに、さしあたり、すぐに交換と言う訳ではない。
上記の運転であれば、他の部分に悪影響を及ぼすほどの事でもなく、暫くは経過を観察してみようと思う。

以上は、一つの激安タイヤ&ホイールの場合の実力であるが、時代と共に当たり前のように進化していた品質というものを再認識させられた。
これまで当たり前と思っていた高品質というものは、それなりの価格に基づく当然の品質であって、恐らくは、国産、輸入の違いによるものではない!!
参ったなって具合に、リアルにリアルな品質なのだ〜!
果たして、安くてより良い物と言えど、どこまでの範囲?否、自分自身の要求レベルは如何に?と、さらなる知識補強の研鑚をして欲しい!
しかし、現時点(前述のユニフォミティー等の解説も未実施 ^^; )での皆の実力を考慮すれば、より安心方向(安全面は問題なし)に選択は振るべき!
よって、TryR2(トライアールツー)の技術アドバイザーとしては、逆方向へのTryは、R2の対象外と言わざるを得ない。


 <補足>
この場合は、オフザカー式ホイールバランサーで調整されたホイール&タイヤの様子である。(左端1枚を除く)
       
これがTryR2?のスタート地点 見た目で驚いたギザギザ模様とは? このウエイト群は想定外〜! 右前に使用した見慣れた程度のもの

バランスウエイトは、タイヤを回転させる事によって生じる半径方向の遠心力のバラツキを打ち消す為に取付ける鉛の重り。
その為、バランサーは、遠心力の過大な部分を指示し、その180°(真反対)ズレた位置に指示重量を取付ける。
一般に、誤差の大きいピークを指示する為、狭い範囲でウエイトを対向させるべきであるが、写真4枚目以外の理由は不明。
要因の一つとしては、指示が大きな重量であるが、キャリパーとの干渉を避ける為、小さく数多く分散させている場合がある。
また、指示部に少し軽めのウエイトを仮付けすると、アンバランスがピーク状であれば、再度同じ場所で、不足分が指示される。
ところが、その際に、指示の位置がずれていく場合には、ピークではなく広いゾーンで、アンバランスが存在する事になる。
そのような時に、合力として上手くピンポイントで対向させれない場合に、やむなく広がったり、点在させる事もある。
ただし、そのような場合は、タイヤとホイールの位相(組位置をずらす)を変えたり、悪い物同士でペアリングを変える等も試される。
それは、各要素に対応した結果として、多くのウエイトで調整出来た場合では、それがベストな答えとは言い切れないからだ。
例えば、がむしゃらにゼロを求めるが為に、貼って貼って貼りまくり〜に陥り、余分に取付けられてしまう事もある。
そうではなくても、多量のウエイトは、最終的な複合的見地から整理出来る場合も良くある事。
なぜなら、既にバランスが取れた状態の物に、180°対向する位置に2個一組でウエイトを取付けても理屈上は異常なし。
その場合に、その一組のウエイトが全く無用な物というのは明白で、そういった事が結果として起こってしまう事もあるのだ。
何故、ウエイトをシンプルにしたいのか?
理由は、それ自体が二次的な不具合を生じる可能性に加え、消耗経過による初期調整とのズレのリスクもより大きくなる。
(二次的というのは、本来のアンバランスとウエイト調整は異質な物、方法であり便宜的なもの故、例えば二匹の犬の例とか…)
だから、時には、結果を眺めては、何か間違ってはいないか?一旦、デフォルトして、違う角度で攻め直そうか等と考えるわけだ…
詳しく書けばきりがないのだが、以上のようなわけで、バランス調整作業は簡単な事ではない!
特に、素材が?の場合と高速走行(Gが増大)の機会が多い場合は、重要になる。

それと、言うまでもない問題だが、測定時のセンタリング不良等で、大きな誤差(本来はエラー)が生じる事も珍しい事ではない。
とにもかくにも、ウエイトは軽く済めば越した事がないわけで、ピンポイントに且つ外周寄り(遠心力大)に取付けるのが合理的!
もちろん、この写真の様子が、一辺倒になされたものか、それとも、大変な苦労の結果なのかは知る由もない。
何故なら、極普通の対応がなされた一事例に過ぎないのだから……

このホイールとタイヤの素性や如何に?量販店のメカニックのみぞ知る!? (^^)/

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ブーツ破れはブーツ交換だけで良いのか?


近頃の車検では、ドライブシャフトのブーツと言えば、注目の手入れ項目のように取り上げられているのだが……
ある程度の走行距離になった車において、ドライブシャフトのブーツ交換と言えば、定番メニューのようになってはいるが、ブーツだけが脆いって事ではない。
ブーツは、大切な等速ジョイント(以下ボールジョイント)部分を守る為に、一体として設計された重要な機能パーツなのだ。
それは、カップ麺で言うなら、ビニールパックではなくアルミ箔の蓋その物。卵で言えば、パックではなく、殻その物〜!?
当然、簡単に破れるようには出来ていないし、簡単に交換出来るようにも作られてはいない。
ましてや、手入れをしたって意味で、張ったりをする為の役回りというのは、もってのほか!
要するに、ブーツだけが悪者ではなく、内部のボールジョイント部分も同様に、しっかりと消耗しているという事。
だから、ブーツの破れを機会に、ドライブシャフト全体の診断をする必要が有るという考え方が正解! 

そこで、手っ取り早いのが、ワンタッチ式?(分割タイプ)交換の補修専用ブーツキット〜♪
ではなくて!
リビルトドライブシャフトへの丸ごと交換〜!!
リビルト品と言えば、一昔前なら、ほぼ電装品のコンプリートパーツ(オルタネーター・コンプレッサー・スターター等)に限られていた。
ところが、現在では、重要な機能パーツ、さらには、純正品の再生品ばかりではなく、互換品まで流通しているから驚いてしまう。
しかも、それらの多くは、ほぼ新品といえる再生品質で、否、純正品を超える性能を謳った新品以上といえる製品まで!
写真の例では、デフ側スナップリングとハブ側ロックナット、さらにABSリングギアまでセットされ、至れり尽くせり状態。
それらはどれも、純正品とは異なるパーツで、シャフト軸受部のオイル溝加工も純正には有ったが、これには無い。
この点は、純正品をOH(オーバーホール)整備で再生した物が、リビルト品と思っているとドキッとするかも?

ところで、ドライブシャフト交換作業自体は、頭で簡単に理解出来る事だが、DIYでお薦めすべき事ではない。
各部の締め付けトルク管理の問題や関連部分の貴重な点検機会である事を重視しなければ。
新品よりも断然安価で全てが改善され、作業も早いとなれば、プロに委ねない手はない!

新品と言っても通用する程のリビルト品のクォリティー

*R2実践例 「ドライブシャフトの手入れ」 から引用
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予防整備の基本は、パーツの定期交換

手入れの基本は、各部の掃除に始まり、増締めや給油脂、各種調整作業等といった、使用につれての経過処置的な作業と言える。
そして、それを続ける中で、例えば、調整代が少なくなってきた(調整範囲を超えつつある)となれば、その消耗品を交換する事になる。
このように、使用の経過と共に消耗劣化が進行し、それが、目に見える等、何らかの形で程度が把握出来れば、管理もし易くパーツ交換にも無駄が生じない。
ところが、この当たり前の話が、今となっては、過去の話と言える程の変わりようだから困ったものだ!
既に、ブレーキやクラッチの遊び調整は、随分以前に自動化され、今では、マニュアルミッションさえ消えつつある程。
そして、エンジン補機類を駆動するベルトもオートテンショナー(自動張り調整)化となっては、残る調整作業は何?!って具合。
ちなみに、それは、タイヤ空気圧調整ってわけだが、エンジンオイルレベルゲージと共に、残された数少ない接点となっている。
しかも、そのエンジンオイルですら、頻繁に交換しなくて良いという方向に進んでいるのだから、いずれは乗りっ放しの状態に導かれる〜?
世の中は、二極化へと突き進み、高品質な製品を当たり前に供給し続けるメーカーと何の心配もなく○○フリーで消費するユーザーしかいなくなる。
(○○の意味は、何もかもって事)
その結果、メーカーの描くシナリオどおりに、カーライフをエンジョイし、買換えを繰り返すというクルマ社会が完成するのかもしれない。

以下は、余談だが
この背景には、製造プロセスの変化も一因であって、パーツ、否、クルマその物までもが、コストの安い海外製品で成り立ちつつある事が大いに影響している。
既に、他の分野では、日常的にこのような状況を感じているわけで、一例を挙げると多機能プリンター等は、その最たるものだ。
コピー、スキャナ機能を有するカラープリンターが、8980円で山積みされて販売されているその脇で、交換カートリッジが4980円で売られている。
しかも、その1m程先のコーナーでは、子供だましのような健康器具が9800円で主役となっていたり……
世の中が、決して平均的なものであったり、一様に進歩しているとは思わないが、物の価値とは何ぞや?と思ってしまう。
しかし、それよりも問題なのは、本体が8980円に対するカートリッジ4980円というアンバランスの問題だろう。
この例は、同一機種という事ではなく、かつては、数万円で販売された旧型機種用のカートリッジではある。
ところが、周知の様に発売後数年も経てば、かつて高かったと言えども、後続廉価機種に性能面では圧倒的に負けてしまうもの。
だから、現実的には、古いPC環境に拘る場合でなければ、このような修理部品の活躍の場は消えてしまう事となるだろう。
ましてや、DIYでなく、修理会社の工賃や送料負担等が加われば、すぐ脇の最新多機能機が余裕で買えてしまうのだ〜!
果たして、本体8980円のプリンターにおいて、このような修理部品が、如何なる価格で設定されるのか?
それどころか、修理部品の設定すら危うい状態ではないのか? と、大いに危惧するところであり、いずれは、クルマも同様な道を進むのか〜?!
ちょっと話が、日頃感じる矛盾にまで脱線したものの、技術の成熟に加え、価格競争や販売戦略によって、手入れの在りようも変わるって事を言いたいわけ。

さて、そういった中で、お気に入りのクルマを出来る事なら、いつまでも楽しんでいたい〜♪ と、愛情に溢れるユーザーは、どうすれば良いのだろう?
その前に、まずは、現状の補修パーツ供給体制に感謝しなければならない。
それは、クルマ販売店窓口では、C/P検索による補修パーツ手配を出来る事が当たり前とは言え、その便利さは他には無い。
まさか、企業秘密ではないだろうが、画面を担当者と一緒にチェックする等、そのような事は、他では考えられない次元のサービスだ。
何より、その窓口さえ、探す程の有り様に加え、手配出来た補修パーツの価格に至っては、信憑性、正当性、……知るすべもない。
とにかく、このような高度なサービスが有ればこそ、TryR2(トライアールツー)におけるメンテナンスの選択肢が広がっていると言えるだろう。
では、現在の高度に集約化されたメカニズム、そして、各パーツは小型且つユニット化されている状態での手入れの考え方とは?
当然ながら、愛車が新車という事であれば、メーカー推奨の点検スケジュールに委ねるべきであって、販売会社のサービス工場が担うもの。
だから、いくらDIY大好きと言えど、また、知人のショップが触手を伸ばしてきたとしても、メーカーの品質保証にかけるマインドを優先したい。
それは、保証期間中の不具合処置に限らず、一般にサービスキャンペーンと言われる、入庫時を利用した事前対応を受ける目的もある。
これは、リコールには当たらないが、明らかな製造品質不良や、使用上において、比較的に高い率で発生しつつある不具合を未然に防ぐ取組みだ。
よって、重大なトラブル、また、必ず遭遇するトラブルでもないから、わざわざ案内して呼び込む程でもないという位置付け。
ただし、必ずやっているという事ではないが、何かとキャンペーンという名目で実施しようと熱心なメーカーもあるらしいから……
まあ、わかり易く言えば、ユーザー保護……実は、密かにトラブルの芽を摘んで、アフターマーケットでの車両評価を損なわないようにしている?
そんなわけで、早々に、メーカー推奨のアフターサービス体制から外れてしまうと不利益を被る恐れが大なのだ!
後日、保証期間も過ぎた不具合発生となれば、当然、有償修理の可能性は高く、そうでなくても、「今回限り、部品代だけで結構です。」等と立場が逆転してしまう。
ただ、世の中には、ユーザーサービスという事で、誠実に取組むところも在るから、このような例えが、すべてとは決して言えないが……

では、そうではなくて、愛車が貫録の中古車であったり、元は新車ながらも、既に、5年も7年も前の話という事であれば〜
DIYも大いに結構!もちろん、知人のショップのお誘いなら、カマ〜ン、カマ〜ン♪( come on の事)
しかし、これまでの話の内容が変わるわけではないから、やって良いと言われて〜何をどうする?
それは、一言で言うなら、”気になる部分や心配な部分は、さっさと部品交換を実施する!”
もちろん、各パーツには、目安となる交換時期が推奨されているわけだから、それを判断の基準にする事は基本中の基本。
とは言え、現実には、前回の交換時期が不明であったり、そうでなくても、使用状況による加減や、何より、現状のコンディションの判断が出来なければ難しい。
そこで、そんな事で悩んでいる内に、不具合が発生したら?
悔しさいっぱいで大切なお金を失うよりも、楽しくお買いもの気分でパーツを手配するなり、上得意気分で整備作業を依頼しようじゃないの!
とにかく、お金は前向きに使いましょう〜♪
彼女におねだりされて、財布の中を心配しながら買わされるよりも、これ気に入るかな〜♪って、プレゼントしまくる方が、ずっと楽しいと思うだろ?
部品を交換するという事は、確実に不具合の芽を摘んでいるという成果を得る事。
これが、一昔前なら、何でもかんでも安易に交換すると素人整備だとか、金儲け主義だとか、良くない整備の代名詞として、部品交換屋と呼ばれたものだ。
しかし、それは、交換作業の陰で、肝心な部分を見落としたり、手間のかかる作業をスルーしたり〜といった技術の未熟や悪意が招いた不幸な出来事の成せる話。
でも、現在は違う!
前文のとおり、高度に集約されたメカニズムは、高品質、且つ、ユニット化が進み、分解はおろか調整や給油脂といった手間を不要とする。
だからこそ、それなりに働いた物には、「ご苦労さ〜ん♪」の声掛けと共に、さっさと交換してあげる。
もちろん、誰がするにしても、技術が伴わなければ出来ない作業ではあるが……

長い話の結論が、部品交換の推奨では、何も今に始まった話ではないから、「いつまでたっても、努力目標って事?」と考えて欲しくない。
これは、今となれば、マスト(must)であって、むしろ、これしかないし、交換作業には、確かな成果が存在する。
それに対して、いくら点検して目で眺めても、性能は一つも改善されない!手を加えてこそなのだ!
これは、名人と呼ばれる人が目視しても同じ事。見た証拠に言葉で 「○○点検良し!」といっても同じ!
だから、そこに調整する部分がなければ、新品に交換するほかない〜!
これは、大変わかり易い !(^^)!

最後に、以上のような話に関連した事例写真を数点添えるので、TryR2(トライアールツー)の実践に役立てて欲しい。


まとまった手入れをする場合には、二度手間とならないように、前もってパーツを準備する。
予防整備の場合は、パーツが揃ってから手入れに掛れば良いので、全てが計画的に捗る。
それにしても、小さなクリップ一つまでも、C/P管理で見事に出庫される体制に感謝、感謝!
3枚下ろしになったVリブドベルト(装着状態)
この状態になっても、発電不良のインジケーターランプ点灯や異音発生が起きなければ、切れる瞬間まで、知らずに乗り続けてしまうかも?
消耗品は、いずれ必ず寿命が尽きるから、交換作業は必須と肝に銘じたい。
オイル交換やバッテリー交換時期の記録は、色んな形で目にするが、一般作業の記録を目にする事は滅多にない。(書類は別として)
ラジエーターとアッパーホース交換時の記録は、かなりダイレクトなやり方だが、そのリアルさこそ、TryR2に求められる価値観ではないか?(^^)
これは、ラジエーターキャップを裏返して見たところで、右は、外観はピカピカながら使用中の物。
しかし、左の新品と比べれば、ゴムのヘタリと細かいヒビが見えるが、まだ使えるんじゃない?
ところが、ラジエーターキャップテスターで確認してみると、使用品は、わずか0.1kg/cm2しか保持出来ない。 比較の為に、新品を同様に確認すると同0.9でリリーフしつつ、同0.8をキープする。
この状態では、普段の冷却水の減少のみならず、沸点低下による気泡の発生や冷却効率の低下(外気温40の時、100→40と120→40の放熱量の差)によりエンジンオーバーヒートのリスク大。

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