クルマを感じる
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ところが、本当のコミュニケーションは、そうではない!
本当に好きなら、自分勝手ではなく、相手を思いやり大切に扱おうとするもの。
だから、その為に相手の事を知りたいと思うし、だからこそ、小さな事でも感じたいって。
クルマであろうと、人間や生き物と同じように双方向であってこそ、コミュニケーションと言えるのだ!
クルマに対して、手入れの必要性を感じたって意味は、クルマに対する愛情の現われ。
本当のコミュニケーションの第一歩を踏み出したって事になる。

そのきっかけ作りとして、普段見えないエンジンルームを綺麗にするわけだ!
それが、クルマという機械の現実を見て感じる事になる。
ところが、クルマが機械であるという現実は、エンジンルームに限ったことではない。
タイヤ溝の残量だって、ホイールの汚れでさえ、クルマ自身が機械の消耗を知らせているんだ!
その気にさえなれば、クルマを感じる事は誰にでも出来る。

では、実際にはどのようにクルマを感じ、そして、どのようなコミュニケーションを取れば良いのか?
それは、まず、運行前点検から始まる!と書けば、誰もが「あほらし〜」って言うだろう。
だったら、そんな事は書きたくても書かない!もっと、簡単で誰にでも出来る方法を!
当り前だけど、クルマの機械としての仕事は、走る事。だから、走りながら感じる!
その時に、重要なコミュニケーションツールとなるのは、音と振動。
もちろん、走りながらだから、ハンドルを切ったら曲がるかとか、ブレーキを踏んだら減速するか‥‥‥
操作すべてに、異常がないか感じれるはず〜?
それは、当然、重要な事!でも、そんな事で異常を感じたら、誰だって手入れじゃなくて、修理に出す〜!

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