点検整備をするために……
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真の点検整備とは、基本となる自動車工学を理解し、その機種固有のメカニズムにも精通した現場経験豊富なメカニックでしか成し得ないもの。
しかも、設備や資料の整った工場の管理組織下において…… 要するに認証工場や指定工場という事!
ところが、そのあるべき姿に疑問符の付くケースが散見される事は、より大きな問題であり、TryR2誕生の背景でもある。
TryR2では、プロの手入れを尊重しつつ、同時に、無理や無駄のないDIYによる手入れの可能性も求めている。
それぞれが、愛車のベストコンディション、或いは、維持におけるベストコストパフォーマンスの為に、最善を尽くせるように。
その為には、プロには、プロの名を借りただけの怠慢作業をさせず、常に緊張感を持って誠意ある作業をしてもらう事。
また、DIYでは、そのレベルや立ち位置を正しく認識し、プロの手入れを補完出来るような効果的な作業をする必要がある。
少なくとも、プロの足を引っ張るような間違った作業や無意味な作業は、避けなければならない。
一言で言えば、中途半端な資料や知識、技術で滅多やたらといじくるのは良くない!って事。